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AneCanニュース

【プレママ・ママ】 2016:12:01:17:30:41


「今どきのワーキングママって、どんな日常を送っているの?」
「仕事と子育ての両立はどのようにしているの?」

そんな気になるママライフをひも解いていく本シリーズ。第4回にご登場いただくのは、働くママのためのライフスタイルメディア「MAMAPLA(ママプラ)」の編集長として活躍する熊本薫さん(31歳・ITベンチャー勤務・7歳の女の子ママ)。

入社2年目の23歳で出産、大手企業に勤めながら仕事と子育てを両立するも、「小1の壁」問題(※)に直面し、ベンチャー企業への転職を決意した熊本さん。

そんな熊本さんのライフスタイルには、乳幼児がいるのワーキングママ達へのヒントとエールが詰まっています!


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※「小1の壁」問題

主に共働きの家庭で、子どもが小学校に入学するタイミングで仕事と子育ての両立が難しくなり退職する母親が多いことから、ワーキングママの間で広がった言葉。

延長保育で夜遅くまで子どもを見てくれた保育園とは違い、小学校低学年ではお昼前後に学校が終わり、その後のフォローをしてくれる学童保育の受け皿も少ない。また小学校では宿題や忘れ物のチェックなど、保育園以上に子どものサポートが必要な場面が増え、かつ子どもの人間関係も複雑化してくることから、ソフト面・ハード面の両面で仕事の継続を困難に感じる母親が多い。



■ 現在7歳の娘さんを育児中の熊本さん。

最初のお仕事と、子育てをどう両立されてきたか、教えてください!

大学の卒業と同時に株式会社USENに入社し、営業の仕事をしていました。「ヒトサラ」というレストランの検索サイトを担当しておりまして、飲食店を直接訪問して、サイトにお店の情報を掲載してもらえるようにお願いをする仕事がメインです。

けれど、やっと仕事を覚えはじめたころに妊娠が判明して...、新卒1年目で産休に入り、2年目に出産、1年間の育休をいただいた後、9時半〜17時の時短勤務で復職しました。

入社して間もなくの出産・育休ということで、何の風当たりもなかった、と言えば嘘になります。けれど、子どもを産んだからこそできる仕事もあると信じて頑張ってきました。


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たとえば、「ちょっとママ友とお茶をしたいな...」と思っても、お店を探すのにすごく苦労した経験がそうでした。

6~7年前はまだ、「子連れOKで個室のあるお店」なんて、一生懸命インターネットで検索しても、居酒屋さんのランチ営業くらいしか見つからなかったんですよね。それなら...と、「子連れで行けるレストランを探せるサイトを作りたい」と上司に提案してみたんです。

最初は「ヒトサラ」の中で「ママ会特集」を実施して、子連れで行ける飲食店をいくつか掲載したのですが、それが大当たり。サイトの閲覧数もどんどん増えて、会社も需要があることを認めてくれました。

それをきかっけに営業から企画の仕事に異動になり、子連れランチの検索サイトを本格的に立ち上げることになりました。


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■ 育児を通じた経験が、仕事でのやりがいにも繫がっていったんですね。


ありがとうございます。2014年2月に、念願かなって乳幼児ママ向けの子連れランチ検索サイト「こどものヒトサラ」を世に送り出すことができました。ただ飲食店情報を羅列するだけでなく、実際にお店を利用したママのレポートも一緒に掲載したことで、「生きた情報が手に入る」と好評をいただいています。

世の中の役に立っているんだ...というのが実感できると、本当に頑張ってよかったな、と思えましたね。


■ 「こどものヒトサラ」はAneCanのママ読者からも人気が高いですよね。私もいつも参考にしています。そんな自分の分身とも言えるようなサイトを残して、転職を決意されたのはどうしてですか?

ひとつは、娘が成長したことで、「こどものヒトサラ」を見てくださっているママ達と、自分自身の感覚にずれが生まれてきたことが理由です。

もうひとつは、娘の小学校入学を控えていたこと。小学生の子どもをもつ先輩ママから色々と話を聞くなかで、「小1の壁問題」について他人事ではない! と危機感をもつようになtりました。

子どもに何かあったときに、すぐに対応できるような柔軟な働き方ができないかな...と模索していたとき、学生時代からの友人に「それなら、うちの会社で働かない?」と声をかけてもらったんです。


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声をかけてもらった当時、彼が社長を勤める会社はまだ立ち上げから10ヶ月ほどの、できたてほやほやのベンチャー企業。大手の会社を退職してベンチャー企業に移ることについてはもちろん不安もありました。

けれど、ここでなら「できるだけ子どもの近くで働きたい」という自分の希望を叶えながら挑戦ができるし、「彼についていけば食いっぱぐれることはないだろう!!」と思い、覚悟を決めました(笑)


■ 実際にベンチャー企業に転職されてみていかがですか?

少数精鋭で仕事を進めるので、意思決定の早さにはいつも驚かされます。みな「とにかく世の中に面白いものをどんどん生み出していこう」という勢いがあるので、仕事をしていてワクワクすることが本当に多いです。

そして今の会社は平均年齢が31歳という若い会社。社員の半数は子どもをもつパパ・ママです。リモートワークや時短勤務の希望なども叶えてくれたし、子連れでの出勤もOK。実際、夏休みには週に1度、子どもと一緒に出勤して宿題をしているのを見ながら働いていました。


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■ 仕事の内容や、やりがいについてはいかがでしょう?


以前から、子連れの外食情報だけでなく、ライフスタイルや教育などについて、もっと幅広いママの悩みを解決できるような情報を発信するサイトを作りたいという希望がありまして...今年の6月に、主に働くママへ向けたライフスタイルメディア「MAMAPLA(ママプラ)」を立ち上げました。

単なるキュレーションではなく、ママ達の実体験を元にしたレポートや、ターゲットユーザーのリアルなニーズに応える情報を毎日発信しています。1日5分で役に立つ情報が手に入り、さらにはその先の「実際に行ってみたい」「使ってみたい」までを叶えるママのプラットフォームづくりを目指しています。

入社からMAMAPLAの立ち上げまで、2ヶ月しかありませんでしたから、企画・PR・取材に撮影・現場のディレクションからライティングまで、とにかくなんでもやりました。当初は自分にしかできない仕事が多すぎて、キャパオーバーになったことも(笑)

上司や家族のサポートもあってなんとか乗り越えて...周りのママ達から、「MAMAPLA見てるよ〜」と声をかけてもらえるとやっぱりうれしいですね。


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■ 心配されていた「小1の壁」問題は、どうだったのでしょう?


ハード面の話をするなら、放課後に娘を預かってくれる学童保育も無事に決まりました。自宅からいちばん近い学童保育なので、安心ですし娘も楽しんで通ってくれているようです。

ソフト面では、入学直後には困難を感じることがありました。娘にとって、小学校入学はやはり大きな環境の変化で...娘自身が疲れてしまったんでしょうね。

また、入学前に骨折をしてしまい、思うように体を動かせないストレスも重なってしまって。赤ちゃん返りのように、1時間ずっと泣き続けたり、お腹が痛いと訴えてきたりしたことも。担任の先生にも相談して、今では楽しそうに学校に通っていますが、楽しそうに見えても緊張やストレスを抱えていることもあるのだと思います。

そんなこともあり、家では一切仕事はしない、子どもが寝るまでは極力スマートフォンも触らない、できるだけ娘の気持ちを受け入れたり、夜一緒に散歩をして話をする時間を持つようにしたり、娘のことは常にいちばんに意識しています。


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■ 娘さんはママが働くことについて何か言うことはありますか?


寂しさを感じることもきっとあると思うのですが、女の子ということもあってか大人びていてしっかりしているな、と感じます。「仕事に行かないで!」などと言われたことは一度もありません。私がいっぱいいっぱいになると「大変だね...」と声をかけてくれることもあります。

だんだんと私の仕事を理解してくれているようで、「こどものヒトサラ」のときもそうでしたが、今では「ママのお仕事はMAMAPLA」と覚えてくれているみたいです。


■ 育児をする上で、パートナーの協力はいかがでしょう?

おたがい若くして結婚したので、娘が生まれてすぐの頃は父と母になりきれずにぶつかることもありました。けれど、若いぶん元気はあったので、仕事と家事・育児を両立しても体力的なきつさはあまり感じませんでした。

大変だった乳幼児期を一緒に乗り越えた夫は、今でもいちばんの理解者でありパートナー。女性がキャリアを積むことに理解があるので、仕事も応援してくれていますし、家事や育児もしっかり分担してくれます。


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■ パートナーの協力以外にも、仕事と家庭を両立するためのポイントはありますか?


家事については、しんどくなったらさぼる(笑)。夕飯を作る元気がないときは、割り切って外食にしますし、洗濯機を回すのは2日に1回、洗濯物を干すのが大変なので乾燥機にも頼ります。

食器を洗うのはもちろん食洗機です。お互い実家も近くはないので、頼ることはあまりないのですが、家事のアウトソージングはうまく活用するようにしています。

仕事についてはGoogleカレンダーを使ってうまくスケジュールを立て、TODOリストを作って優先順位をつけながら調整しています。あとはひとりで抱えこまず、職場の仲間と相談して仕事をすること、ですかね。



■ どうもありがとうございます!続いてちょっとAneCan的な質問を...
出産前と後で、ファッションや美容については変化がありましたか?


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結婚前はCanCam系のかわいい、フリフリ、ミニスカート、ワンピースが大好き。今は年齢的なものもありますが、シンプルハンサム一辺倒です。休日にはカジュアルな洋服も着るようになりました。最近ではZARAやUNIQLO、Theoryのお洋服を愛用しています。

メイクの時間は1時間かかっていたものを、15分に短縮しました。とくに減らしたのがアイメイク。昔はアイライナーを4本使ってしっかり作りこんでいましたが(笑)、今ではメイクもシンプルです。

ヘアサロンは、2週間に1回ペースから1ヶ月半に1回ペースになりました。今は娘のリクエストで伸ばし中です。まとめ髪にすることが多いです。

通っているのは「ZACC AO」で、もう10年以上になります。スタイリストは店長の柳平岳慶さんです。ちなみに、「ZACC AO」は水曜・木曜の10時〜12時が子連れママタイムなんですよ。子連れでも通えるのはうれしいですよね。

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■ なるほど!

では育児と仕事のリフレッシュのために何かしていることはありますか?

ママ友とランチをするのが楽しみです。とくに先輩ママからは色々アドバイスも聞けるので一石二鳥です。仕事の合間にも、休憩時間には職場の近くのランチスポットをめぐってリフレッシュするようにしています。

子どもを産んでから夫とふたりで過ごす時間も少なくなりましたが、娘が寝た後に一緒にチョコレートやアイスクリームを食べながら話をする時間に癒されます。お酒を飲めない同士、お菓子で晩酌です(笑)



■ どうもありがとうございます。

インタビューも終盤ですが、今後の目標などありましたら教えてください!

23歳で出産したときには、同じ年の友達が遊んでいるのが羨ましくて。SNSなんかを見て「私もここにいたのに...」と寂しく思うこともありました。同年代のママ友ができなくて、育児の相談をできる相手も母だけ。バリバリ仕事をして、プライベートも充実している友達と自分をくらべて、歯がゆい思いをしたこともありました。

子育てと仕事の両立に必死だった20代が終わって、娘も小学校に入りやっとひと段落。30代は仕事でしっかりキャリアを積んで、20代でできなかった夢や目標に向かって挑戦したいです。

まずはしっかり働きながら、10年以内には独立したいと考えています。今の会社で任せてもらえるようになるのか、ママ起業という形をとるのかどうか、そのときの自分の興味に合わせて選択できるよう、いろいろ勉強、吸収していきたいです。

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■ 最後にAneCanTVの読者の皆様へひとことおねがいします!


私は、頑張りすぎて心身ともに疲弊して、仕事でもパフォーマンスが出せないし、家庭の雰囲気も悪くなってしまったことがあります。だから、大変だな...と思ったときには自分で抱え込まずに、家族や職場の話しやすい人にすぐに相談することをおすすめします。

ライフイベントによって働き方が変わるのは当然のこと。自分の気持ちを第一に、どんな働きかたをしたら自分も幸せで、家族も幸せになれるのかを考えてみると、意外に乗り越えることができます。

私もまだまだこれからチャレンジしたいことがいっぱい。お互い、頑張りましょう!


■ 今日はどうもありがとうございました!


(文・AneLADY100 宮森渚朝)


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vol.1 産後の夫との不仲を乗り越えて...変化を楽しむインテリママ

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